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2011-01

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マイマイ新子 千年の魔法 - 2011.01.28 Fri

娘とチビたちに薦められて、かる~い気持ちで見たアニメ作品。

まずしょっぱな、主人公の少女新子の声に違和感。
子供向けアニメ定番の、いかにも女の子という声や喋り方とは違う。
ちょっと男の子っぽくて、ぶっきらぼうで、少女的な甘さが感じられない。
誰だろう?
舞台背景も時代も、トトロに近いものがあるのだが、
トトロの世界とは異質。
あのほっこりとした感じではないんだな。

子供たちコミュニティーを活写し、いたずらや空想や腕白や行動力や、大人たちに対する目線が、とてもリアルな感じで伝わってくる。ここでは、あくまでも主役は子供だ。

単にそこに子供を据えているのではなく、子供の息遣い、子供の目、子供の鼓動で描かれている。

maimai1.jpg


そんな感想を抱いて、調べてみると、
お話の舞台は、山口県防府市。時代は昭和30年あたり。
原作があの木のぶ子。
新子役を演じている声優は福田麻由子。

maimai2.jpg


はぁ~~~~っ!
やられましたわ。

そうかぁ。
木のぶ子の自伝的小説だったのかぁ。
なるほど~。

と、納得したところで、その後も何度も見続けている。
だってね、大人目線の子供、大人が描いた子供、大人の懐古談・・・ではない、
もっと率直な野暮ったらしい魅力やエッセンスがあるんだもの。
(と言っても、やっぱり大人が作った大人の作品には違いないのだが)


【おまけ】

主人公新子の声を演じている福田麻由子。
私が見たのは、『犬と私の10の約束』と、『L change the World』だけなのだが、
突っ張りもせず、媚びもせず、自然体というほどラフでもなく、
きちんと輪郭をもった少女という感じ。

L change the World fukuda

(この少女が福田麻由子)



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『人のセックスを笑うな』 『白洲次郎』 - 2011.01.27 Thu

今年の冬は映画にはまる。もうズッポリと。自分でも呆れもし、不思議な気もするんだが。

どれぐらい見たか書き出してみると、12月以降でも70本以上見ている。
きっとじきに忘れてしまうだろうから、印象に残ったことだけでも少しずつ書いてみようか・・・と、今日のところは思ってはいるが(いつまで続くのか?)


まずは、『人のセックスを笑うな』

原作は2004年、映画公開が2008年。
原作は発表当時読んだものの、好印象は残っていなかった。
それで、映画も見る気にはならなかったのだが、ふとした気まぐれから見てみたら、これが予想を超えて面白かった。
あれ? 原作って、こういう内容だったっけ?
主人公の女性の印象が、まるで違う。
永作博美演じるユリさんの、自由で奔放で幼稚で、それでいて妙にか細さを感じさせるありようと、
松山ケンイチ演じるみるめ君の、おおらかだけど純で小心で一途な若者と、
そこにチラリと顔を覗かせるユリさんの夫役のあがた森魚(なんと! あの、愛は愛とてなんになるぅ~♪ の御仁である)の飄々とした感じが面白い絡み方をしていて。

hitonosexwowarauna.jpg




しかもしかも、あの蒼井優が、今の私から見るとかなりウザイ(つまりはとても真摯かつストレートな)女の子として登場していて、これが皮肉な意味でオモシロイ。

舞台は、関東近隣の地方都市のしかも町はずれにあるとおぼしき美術大学とその周辺。
人口密度の薄いローカルでひなびた(さびれた?)風景が、ユリさんとみるめ君の間にある空気の温度を、浮き彫りにしているような感じ。


【後日談】

この松山ケンイチを見て、あの『デスノート』のLと同一人物とは信じがたく、このあと『デスノート』シリーズを見直すこととなる。

それと、永作博美が出演している『酔いがさめたら、うちへ帰ろう』を、ぜひとも見たいと思った。
面白い女優さんだ。

原作、手元にないのだが、なんとかもう一度読んでみよう。


もうひとつ。
映画ではなく、NHKのドラマ『白洲次郎』。

これは掛け値なしに面白かった。存分に楽しめた。
白洲次郎という実在の人物を描いたものなのだが、時代背景や歴史的興味もさることながら、やはり演者たちに強く目をひかれ、ドラマのエンターテイメント性に思いっきり酔った。

主演の次郎が伊勢谷友介。
強烈なパワー、個性と、
英国留学で身に着けたスタンダードな格調高さと品格。
知性も人間味も文句なしにイカしていた。

彼の妻正子役は中谷美紀。
アメリカ帰りのお転婆お嬢様。
勝気、はねっかえり、と言うよりも、妻となり母となっても自分の自分らしさ、アイデンティティーを求めて苦しみ、だからこそ、夫の立場や苦悩も真正面から見つめ続けることもでき、夫も自分も殺さず、尽くすでも尽くされるでもなく、共存共栄を貫く。


shirasu.jpg




もうひとり、強烈だったのが、吉田茂役の原田芳雄。
いやー、もうさすがです。みんごと吉田茂になりきって、そのはまり具合には脱帽。

harada_yoshida.jpg





【おまけ】

そう言えば、主演のふたり、伊勢谷友介と中谷美紀。
『嫌われ松子』でも共演していたのだね。堕ちてゆく松子と、そのきっかけを作った青年龍洋一。

kiraware1.jpg


ちょいと気になっていた伊勢谷友介。
この作品を見て、すっかり惚れ込んでしまった。
ほかにもいくつか見ているが、この白洲次郎役の彼は実にいい。

やり残していること - 2011.01.26 Wed

ドラマや映画の中で、付け焼刃ではない流暢な英語で演技する伊勢谷友介や中谷美紀、加瀬亮を見ながら、不自由なく外国語を話せるって凄いなー、いいなー、なんて、今さらながら思っていた。

今日は今日で、サッカーの日韓戦の終了直後、監督や外国人スタッフと通訳なしで話しているらしい選手を見て、同じようなことを漫然と思っていた。

そうか。
そうなんだ。
やり残しているんだ。

英語であれ、フランス語であれ、やり残したままずーっと来てしまったんだな。

そう思うと、ほかにもやり残していることがあることに気付く。
詩を書くなんてこともそうだね。
手作り作業にしたって、もっともっと作りたいものはあるな。
もちろん小説も。
風や花や季節を感じたり、
小ざっぱりと暮したり、
たくさんあるな。

うん、いいな。
なんだか十代の子供に返った気分だ。



ありがとう - 2011.01.13 Thu

ふたりの友に電話した。
とてもとても久しぶりのことだ。

あたたかい時間が流れる。
用件は悲しいことなのに、35年以上前の彼女たちと、少しも変わっていない声や口調に、一瞬ワケがわからなくなる。

自分の過ごしてきた時間。罪や罰や恥が、黒いシミとなって頭の中で渦巻く。
でももう、それを隠そうとか、誤魔化してしまおうという気持ちはほとんどなく(まだ少しは残っているはず)、ヤケに神妙な気分で彼女らの声に耳傾ける。

時は重い。覆すことはできない。
しかし、時が希釈してくれることも確かにある。
たとえそれが老いの形であっても、今はそういう時の恩恵に浴していたいと素直に思う。

死は重い。
死はずるい。
ひとりの死が残された者に与えることどもの大きさ。

ときに死は、忘れ去っていた大切なことを思い出させてくれる。
拾いそこねてきたものを気づかせ、完全な形ではなくても、遅ればせながら取り戻させてくれたりもする。
失いかけていた友だちや縁者との絆を、再びしっかりとつないでくれることもある。

彼の掲示板にあるメッセージの数々。
とてもあたたかく、誰ひとり悲嘆に暮れてはいない。
また会いましょう! 待っててください! ありがとう!…
綿々と続くことばたちは、豊かな死生観を伝えてくれる。
こんな素敵な友人たちと出会えた彼は、やはりしあわせだったのだと思う。
彼らしい生き方だったのだと思う。

自由 - 2011.01.11 Tue

《きっと自由になって、大好きな場所へ旅をしているのだろう》

そんな一文が、彼の掲示板にあった。
旅することが大好きな人だった。
そんな彼の大切な仲間たちからのメッセージ。

そうか。
彼は自由になったのか。
そうか。
ついに、永遠の自由を手にいれたのか。

この一文を目にして、彼のこと、何十年ぶりかで学生時代の呼称で呼びかけることができた。
もちろん、胸の内で。

胸の内が、まるで呪文によって解き放たれたかのように、みるみる大きく広がってゆく。
大きくて真っ暗闇の洞窟。
深さも広さも質感も、まったく未知ではあるが、そんなにいやなもんじゃない世界。

凍てつく朝 - 2011.01.11 Tue

 5時半を過ぎ、6時に近づいた頃、電話が鳴った。
 コール音が続く。

 仕事先からか?
 老親に何か?
 それとも・・・・

 元同窓生で、夫でもあった人。
 59歳と29日。永眠。

 居間の一番お気に入りのソファの上で。

 2011年1月11日火曜日。
 

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