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2011-12

小林十市 × 大柴拓磨 ダンスアクト 『ファウスト・メフィスト』  - 2011.12.22 Thu

先週の金曜日(12/16)、ライブハウス、 新宿BLAZEにて、小林十市 × 大柴拓磨 ダンスアクト 『ファウスト・メフィスト』 を観て来た。

ライブハウスとは言っても、小さめながらステージもしっかりとあって、小劇場といった感じ。
私の座席は中央列の左から2番目、前から2列目という、大いなる何かを期待して余りある好位置!
めったに買うことのないパンフレットを購入して開演を待つ。

開演のアナウンスが始まると、なんと十市氏ご本人の声だ。
はじめは大真面目に、やがて某声優さんを模したかのような(いや、きっとそうだ)語りっぷりとなり、張り詰めた観客席が一気にほぐれてきた。

と思うと、カツカツという靴音が、座席後方から近づいてきて、案内嬢に連れられてひとりの男性が・・・。
あれっ?と思う間もなく、私のすぐ横(正確には、私の隣のひとりをはさんで)に十市さんが佇み、「ボクの席は・・」と探しておられる。
(ほぉ・・、そう来ましたか)と余りの近さに驚いている間もなく、彼はステージに軽々と飛び乗り、ここからは舞台上の人となる。

ステージの上には、木製のしっかりとした椅子が2脚と、バーレッスン用のバー(可動式)。
そこへ、大柴さんが登場。
ふたり腰掛けて、初対面の挨拶から始まって、今回の舞台を創るに至る経緯をなぞるかのような対話が繰り広げられる。ここで、ファウスト=小林十市、メフィスト=大柴拓磨であることが、明らかにされる。

ここまでは、まさに小劇場の幕開けといった感じなのだが、まず何より驚いたのは、十市氏の声が、しっかりよく通ること。伊達や酔狂で舞台数を踏まれてきたのではないことに、感服。

もっとも、ベジャールさんの『リュミエール』の中でも、そのよく通る声で台詞を語る場面もあったけれど、ナマで耳にするのははじめてのこと。たぶん、この発声は、すでにプロのものだろうと、感じ入る。


ステージは、『ファウスト』のストーリーを基礎工事として、独自の展開を構築する。
もうここからは、ただただ息を飲む思いで、舞台上のふたりを追い続けた。
まさに目の前、手を伸ばせば届くほどの距離で、世界的ダンサーの経歴をもつふたりが踊っているのだ!

腰を傷めてベジャール氏のもとを離れてから長いブランクのあった十市さん(去年、『M』を踊っているとはいえ・・)、42才となり、オペラ座ダンサーならばすでに引退期を過ぎている年齢の十市さんが、ひと回り年下の大柴氏と、見事なアンサンブルを踊っている。

私の胸は、いっぱいになる。
まるで母のような、感動、感謝、温かな思いに溢れる。
そこで踊られているのが、ストリート系ヒップホップだろうが、スターウォーズ系(?)殺陣だろうが、コンテンポラリーだろうが(そのすべてを彼らは踊った)、今ここで十市氏が踊っている!、その事実に胸が熱くなる。

最終章で、ワーグナーの『ローエングリン』(前半を大柴氏、後半を十市氏、それぞれソロで)は、圧巻だった。



帰宅してからの数日、十市氏の映像を観続けた。
『タンゴ』、『くるみ割人形』、ほんの細切れながら、『火の鳥』・・
ベジャール・ダンサーとして、ベジャール氏に可愛がられ大切にされていた時代の十市さん。
ときにはミッシェル・ガスカール(二十世紀バレエ団時代からの貴公子、現ルードラ・バレエ学校校長)と、
ときにはジル・ロマン(言わずとしれた現ベジャール・バレエの芸術監督)と、
肩を並べて踊っていた十市さん。

まだまだ行けるじゃないですか!
踊ってください。
踊り続けてください。
長い長い時をかけて作り続けた肉体、技術、心、そして才能を、手放して欲しくないと思う。

パンフレットのインタヴュー欄にあった『座右の銘』に、「心素直」とあった。
これこそ、小林十市をひとこで言い表した言葉だと思う。
それは彼の踊りにも、ブログにも、そのままストレートに現れていて、まさに彼そのものなのだと思う。


何よりも、たくさんの迷いや不安の中で、今回の企画を決行された勇気に拍手を。

大柴さんと言う素晴らしい才能との出逢いに拍手を。



ありがとうございました。
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小さな賭け - 2011.12.13 Tue

小さな賭けひとつ。

大きな一歩。

自分で舵を切ることは怖い。


訪れた事務所は、小ざっぱりとして明るい。
物静かさな物腰の担当弁護士に、今後のことをお願いした。

ジャーン!!! - 2011.12.09 Fri

111209_0927~01ju



2ヶ月間、迷いに迷ってほとんど諦めかけていたチケット、思うところあってついに買ってしまった!

何年ぶり、いや、何十年ぶり、いやいや、私にとっては何万年ぶりのナマ舞台だ。

この日の前後、仕事があるから、徹夜覚悟の鑑賞となる。

それでもいいのだ~。


そして、チケットを受け取りに行ったコンビニで、一緒に買った今日の夕飯。

111209_0928~01pirafu



当分は、これでいいのだ~♪




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