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2012-01

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 - 2012.01.21 Sat

19日夜、20日の初七日のために上京した母や義妹たちと一緒に、都内のホテルに泊まる。

28階の窓から臨む夜景はどこまでも寒々して、冬真っ盛りであることが否応なく思い知らされる。
杖がなければ歩けなくなっている母は、そのたどたどしい歩み以上に、頭の中や感情の外壁に靄がかかってしまっているようで、私が知っていた母とは、異なる次元、異なる世界で息づいているようにも見える。

部屋番号も明日のスケジュールも、言葉を尽くして何度説明しても理解・記憶には及ばず、その都度発する彼女の疑問に、はじめてであるかのように答える。そんな母であっても、父の遺骨と仮の位牌だけはしっかりと彼女の意識のど真ん中に在る。

明け方から雨混じりの雪がちらつき始めた。ときには斜めに吹き付ける大きな雪のかけらも、地上を埋めるには到らず、ウソのようにどこかへ消えてゆく。

開園時間を過ぎても、数人の係員以外の人影のない遊園地は、観覧車もジェットコースターも回転木馬さえも静まり返り、晴れた日にはたくさんの子供たちや若者たちで賑わうだろうことも、想像することすら難しい。この遊園地に最後にやって来たのはいつだっただろう。その頃、このホテルはまだなかったような気がするが、記憶はあやふやだ。

20日、悪天候の中、2台のタクシーに分乗して菩提寺に向かった。
当日やって来た甥や従姉妹も含めて総勢8名の中にあって、母の姿がひときわ小さく見え、その中心に在ったはずの、父も叔父もすでに居ないことが、不思議でならなかった。


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めまい科 - 2012.01.19 Thu

「めまい科」へ行って来た。

問診といくつかの検査ののちの診断は、『良性発作性頭位めまい症』。
『内耳の前庭という場所にある耳石がはがれて半規管の中に入り込むことによって、回転性めまいが起こる病気』だそうな。

頭の位置を動かすことでめまいが生じるけれど1分ほどでおさまり、多少気持ち悪くなったりもするけれど、全然心配いらない病気だと。要するに、『良性』なのだ。フム・・・?(^^;

めまい患者の20~40%がこれで、2~3週間から3ヶ月ぐらいで、自然に治まるものらしい。

めまいを軽くするためのお薬は出たが、それと同時に、治療法として『めまい体操』なるものを指南される。
めまいが起こる動きを積極的にやって、めまいに慣れろ、という運動療法なのだ。
もちろん安全を期して、就寝前に寝床の中でとか、なんだけど、丁寧な図解つき説明書までいただいた。

検査でビックリだったことがひとつある。
床に10センチ程度の赤いビニールテープを貼ってある場所があって、まずはそこに両足をそろえて立たされた。
両手を前に伸ばして(キョンシーの格好だ!)目をつぶり、その場足踏みをする。1分間ぐらいだったかな?

「もういいですよー」と言われて目を開けてみると、な、なんと、とんでもない場所に立っていた私。
赤いテープから前進すること1メートル、そこから直角に右折して50センチ進んだ地点にいたのだ。
「え、え~~っ!」と、思わず声に出してしまった。

多少ふらつきはしたものの、自分ではちゃんと『その場』足踏みできたぞ、とほくそ笑んでいたのだ。
前進1メートルだけならまだわかるけれど、なんできっかり直角に曲がってる?

診察室を辞する前に、どうしてもこの結果についてだけは聞きたくなって、質問してみた。

 ー 普通、あんなふうに移動したりするものなんですか?
 ー いいえ、多少前後に動きますけど、直角に曲がるってことは余りありません。
 ー それって・・?
 ー ええ、ですから、平衡神経にだいぶ狂いが生じているということです。

途端に、頭の中で妄想が広がる。
ハイレグ・レオタードに身を包み、平均台の上で直角に曲がって、空に向かってバクテンしている図・・
轟々と流れる川の上、丸太橋から直角に足を踏み出している図・・
鼻歌うたいながら道路脇の縁石を歩いていて、車が行き来する車道へ突進する図・・

ひょえ~~~!☆\(^^;)

そもそもアラカンさんが、そんなことするかぁ?


そんなワケで、どうやら『めまい』に関しては、決着がつきそうな≪春の予感≫でありました。




が、
ひとつ大きなおまけをもらった。

先日の血液検査の結果、コレステロール値がすごく高いとのこと。
もう一度、内科へ行って検査しなさいとおごそかなるアドバイス(あるいは密命?)を頂戴してしまった。

あ~、やっぱり紛れもないアラカンさんなのだなぁ。

父逝く - 2012.01.18 Wed

1月14日(土)、夜勤明けて少し遅めに眠りについてまもなく義妹から電話。いつも穏やかで落ち着いた口調の彼女が取り乱している。父の容態がよくないらしい。

寝ぼけ頭の中、事態がうまく把握できずにぼんやりしていると、その1分後、再び彼女から電話。
「お父様がお亡くなりになりました」
泣いている彼女の声が、とても遠くに聞こえた。

すぐにでも行かなくてはならないのに、手も足も気持ちも頭もどれもがバラバラになってしまって、ことがうまく運ばない。とりあえず仕事先のボスには連絡したものの、そのあと気がつくと、逝ってしまったことをバカヤロって詰りながら戸棚や鞄をひっくり返している。

そこから先は怒涛の3日間だった。
お通夜も葬儀も、生前の父のたっての希望に沿い、自宅で家族だけのこじんまりとしたものだった。
かつて一同に会したことのなかった子供たちとその家族が集まり、それでも狭い部屋の中は不思議な熱気で飽和状態となる。遠路駆けつけ、疲弊しきった大人たちの間を、唯一、桃ずきんとチビ介が清涼な風となって吹き抜けてゆく。

憔悴しきった母、冷たく横たわる父、縁者からの電話、生きて在る者たちの都合や言い分、ずっと支え続けて来た弟や義妹の奮闘。

ささやかなお別れの式典であっても、小さな、それでもそれぞれに重いたくさんの事情やドラマをくるみ込むようにして、夜が訪れ、夜が明け、また夜が訪れ、気がつくと父は綺麗な額縁の中で静かに微笑んでいた。

83歳と11ヶ月。
みかんと線香の匂いの中で暴れて育った大悪童、どこへ行っても餓鬼大将だった。
だったけれども、その実、石橋を叩き壊してしまうほどの小心さと、鬱陶しいほどの細やかな神経と、四角四面の几帳面さと、それ以上のいたずらっ子ぶりと、何よりもデカい顔とデカい声の人だった。

着道楽で何よりもお洒落が大好きだった彼は、お仕着せの道中着を傍らに置いて、バーバリーのスーツと、一番好きだった小豆色のワイシャツ、赤茶色と紺色のストライプのネクタイで洒落のめした出で立ちで出かけて行った。

「おまえは女のくせに、俺にそっくりだ!」
30年ほど昔、あなたが私に腹を立てて履き捨てた台詞。
でもそれはウソです。
私はあなたほど、大悪童でもなければ、大ガキ大将でもない。
あなたほど繊細でも小心でもなく、ましてや几帳面なんかじゃない。
あなたほどの強運もなければ、根性もありません。


私は最後まで、あなたの揺らす籠の中にいたかった。
いたかった癖に、そこから飛び出すことでしか生きられなかったおバカな娘でした。
ずっとずっと今までずっと。
そしてこれからもまた。


暗転。


新宿へ - 2012.01.10 Tue

人に会うために夜の新宿へ。

先日の『ファウスト・メフィスト』は歌舞伎町だったけど、今回はしごくオーソドックスに紀伊國屋書店前の待ち合わせ。

と言うよりも、そこかアルタあたりしか待ち合わせ場所として思いつかなかったという話で。
もう、新宿の記憶もどれだけ古いんだか・・

それにしても、≪街≫は変わったものだ。
どこの≪街≫へ行っても、目につくのは○○カメラや△△ドラッグストアや××居酒屋などなど。
都内であれ、地方都市であれ、駅付近の風景の中で、ドギツク否応なく目に飛び込んでくる。

待ち人現れる前に、近辺を少し歩いてみたが、独自のカラーをもつ小さなお店が、なかなか見当たらない。
参ったな・・・フラッとその街を訪れて、ゆっくり話ができるような手頃なお店って、見つけるのが難しそう。

そんなことを思っていると、相手が登場して、紀伊國屋書店からほんのちょっと歩いて覗いた路地に、ひとつ、目に飛び込んできたお店があった。

看板にはカフェ・バーとある。ドアを開けると、地中海あたりの街のような色調のオトナな感じのこじんまりとしたお店。早速腰を落ち着ける。

照明は暗すぎず、明るすぎず。スタッフは落ち着いた雰囲気の若い女性が数人。

相方はビール、次いでバランタインのロックにチーズをオーダー。
私はアイスティーとミニサイズのグラタン。
こんなとき、ほんのちょっとでもアルコールが飲めないのが、本当に残念だ。

今回会うことになった差し迫った用件や今後についての双方の思惑や意思確認のような話をメインに、あとは子供たちのこと、仕事のこと(もっぱら私が尋ねるばかりだったが・・)など話して、かれこれ2時間半を過ごした。


最後にネタばらし

この日会ったのは弟で、振り返れば、ふたりでこうして向かい合ったのは、お互いに学生だった頃以来。
彼が仕事で都内に滞在中で、激務の中、時間を割いてもらったわけだ。電話やメールは便利だけど、もうひとつ意思疎通に欠けるところがある。直接会って話すことの重さにはかなわない。

それにしても、彼とふたりで、こんなことで会い、こんな話をしなくてはならなくなる日が来ていると言うことに、なかなか馴染めない自分が居た。

まわる回る~~~~ - 2012.01.05 Thu

耳鼻科へ行って来た。
腕が良いとか、いつでも混んでいるとか、かなり昔その評判を聞いたことのある耳鼻科だ。

でも私がそこを選んだのは、そういう評判からではなくて、『めまい科』があるからだ。
年末あたりから、いきなり激しいめまいに時折襲われるようになった。
グラングランと世界が回る。目を開けていると、景色がザザーッと高速回転している。
まるで、長蛇の列をなすアトラクションに乗っかっているような恐怖と不快感が襲う。
軽い吐き気も伴うし、当然気分は最悪。

普通に動いているときは何でもない。
急激に立ち上がったり、屈みこんで頭を下げるとやばい。
あとは横になって、体の向きを変えるときと、起き上がるとき。
(これが一番頻発して、一番おそろしい)

先日、就寝中にちょっと大きな地震があって、慌てて飛び起きて、いつもの避難場所(テーブルの下 -_-;)へ潜り込んだ。そしたらもう、まわる・回る・まわるーーーーー!
動いているのが世界なのか、自分の頭の中なのかわからない。

こりゃあ放ってはおけまいと思って、お正月休み明けを待って、耳鼻科へすっ飛んで行ったのだが、聞きしに勝る混雑ぶりで、受付から受診までが2時間半、色々と検査やって会計を済ませるまでが1時間半、そのあと薬局へ行って、結局半日を丸々費やしてしまった。

ひょっとしたらメニエール病か? あるいは頭の中の異常か? それとも心臓の?・・・
とちょっとは覚悟していたものの、本日の診断によると、「体質的なもの」なんだとか。

 ー ご両親やご家族に耳の遠い方はいらっしゃいますか?
 ー はい、父親が
 ー やはりそうですね

ふんにゃ。そういうこと?
昔父親がメニエール病でひっくり返ったことがあったと話すと、メニエールではないとキッパリ言われた。

 ー 睡眠不足や過労、心労などありませんでしたか?
あった、あった、モロにあったぞ、と思い当たる。


年末の月曜日、急な電話に弁護士さんのところに駆けつけ、
火曜日、父親の病院を見舞い、母親をケアして、火曜日に帰宅。
昼間フルに動かなくてはならないので、睡眠パターンも時間も狂い、心身ともに疲れたなと、珍しく自覚した直後に始まっためまいだった。


とりあえず、めまいを防ぐ薬をもらい、一応念の為に『めまい科』の予約(なんと2週間も先だ)をして帰って来た。しばらくは様子見しながらおとなしくしていよう。


住宅街の中にある、古ぼけた小さな耳鼻科の一日だった。

決めごと - 2012.01.04 Wed

今回の年越も、職場で仕事だった。
おまけながら、クリスマスも同じくで。

年末もお正月もあったもんじゃない。


ここでひとつぐらいお正月らしいことをしようと、今年の決めごとひとつ。
このブログを、もうちょっとマメに書くぞ。

本当は、あとふたつばかり決めたいことがあるのだが、決めてしまうことに迷いと未練があるので、ここには書けない。

うーん、きっとこのふたつは実行不能に終わるだろう☆\(^^;)

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