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ありがとう - 2011.01.13 Thu

ふたりの友に電話した。
とてもとても久しぶりのことだ。

あたたかい時間が流れる。
用件は悲しいことなのに、35年以上前の彼女たちと、少しも変わっていない声や口調に、一瞬ワケがわからなくなる。

自分の過ごしてきた時間。罪や罰や恥が、黒いシミとなって頭の中で渦巻く。
でももう、それを隠そうとか、誤魔化してしまおうという気持ちはほとんどなく(まだ少しは残っているはず)、ヤケに神妙な気分で彼女らの声に耳傾ける。

時は重い。覆すことはできない。
しかし、時が希釈してくれることも確かにある。
たとえそれが老いの形であっても、今はそういう時の恩恵に浴していたいと素直に思う。

死は重い。
死はずるい。
ひとりの死が残された者に与えることどもの大きさ。

ときに死は、忘れ去っていた大切なことを思い出させてくれる。
拾いそこねてきたものを気づかせ、完全な形ではなくても、遅ればせながら取り戻させてくれたりもする。
失いかけていた友だちや縁者との絆を、再びしっかりとつないでくれることもある。

彼の掲示板にあるメッセージの数々。
とてもあたたかく、誰ひとり悲嘆に暮れてはいない。
また会いましょう! 待っててください! ありがとう!…
綿々と続くことばたちは、豊かな死生観を伝えてくれる。
こんな素敵な友人たちと出会えた彼は、やはりしあわせだったのだと思う。
彼らしい生き方だったのだと思う。
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