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東北地方太平洋沖地震 - 2011.03.12 Sat

夜勤明けで寝ていた。
頭の側で猫がモソモソと動く。
揺れている。猫も私も。

起き上がり上着を引っかけて様子をみようとしばし佇んだのだが、どうやらこれはそんな悠長なことではなさそうだ。
慌ててテレビをつけて台所のテーブルの下に潜り込んだ。

揺れている。
船底にいるかのような大きな揺れ。
立ち上がると眩暈と吐き気を覚えるほどの横揺れ。

テレビでは、震度7だとかマグニチュード8だとか錯綜した雰囲気で報じている。
と、すぐにテレビが切れた。プツンと切れた。

停電。
水道も全く出ない。
電話も無音。
携帯はどこにも通じない。

家の外から人々の話声が聞こえる。
これはただ事ではない。

さて、どうするか。

まず着替えた。
唯一の避難場所であるテーブルの足元に、退避するときに必要なものを集めた。
ありったけの懐中電灯とろうそく、乾電池も。

それから外へ出て、車へ。ラジオを聴く。
やっぱりただ事ではないんだ。

近くのコンビニへ行くが、電気の絶えた店内には長蛇の列。
あきらめて次の個人商店へ。
とりあえずの水(大きなペットボトルはすでになかった)とパンと無洗米を買って帰宅。

4時ごろだったか、チョロチョロと水が出始めた。
娘たちからメールが入っていた。
みんな無事。
ホッと胸をなでおろす。

窓際のあかりで、本を読む。
夕暮れて軽く腹ごしらえをしてから仮眠。
夜8時過ぎ、勤務先へ車で向かった。
空には可憐な星々と三日月が美しかった。
町は闇。あかりのない町。あかりのない道。

店の前まで行くと、ボスの車が1台停まっている。
店は闇の中に沈み、ボスの顔も沈んでいる。
「いつも通りに来てくれ」と指令を受けて帰宅。

22時を過ぎて、息子から電話。
よかった。
7ヶ月ぶりに聞く息子の声だったが、互いの安否を報告しあうのが精いっぱい。

23時少し前に、電気が点いた。
電話も通じるようになった。

深夜1時半すぎに出勤。
就職が決まって、今日が最後のシフト・インである相棒のHちゃん。
そんな感傷も消し飛んでしまう状況下、朝まで仕事した。

とりあえず今のところ、家はもっている。
余震の都度、ギシギシといやな音を立ててはいるが、踏ん張っていてくれている。


肝心なときに役に立たない電話や携帯。
電気がなければ何もできない不甲斐ない暮らし。
水ひとつ、自分では調達できず、
自力で動き、寒さをこらえるだけの体力もない。
これが文明だ。
これが私の現状だ。
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● COMMENT ●

ホッとしました。
それにしても長い時間揺れましたね。
そして、こちらも不気味に余震が続いています。
自然の現象の前には、人間は脆弱ですね。

nonoさんもmeguさんもご無事のようで安心しました。ブログからnonoさんのそのときの状態が手にとるようにわかりました。ご家族もご無事とのことで連絡がとれてよかったですね。都内に勤務する長男も無事なのがわかりました。電車が動かず今のところ自宅待機だそう。nonoさんのお仕事はさぞかし忙しかったことだろうと思います。からだにも気をつけて。

meguさん、momoさん

このところのさまざまな"揺れ"は、何を意味しているんでしょうね。地殻や海ばかりではなく、人心も世情も揺れて浮き足立っているようで、むしろそちらの方がイヤな不気味さを感じたりしています。


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