topimage

2017-06

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20 魔術はささやく 宮部みゆき著 - 2004.11.17 Wed

『魔術はささやく』・・・そそられるタイトルです。金田一君の事件簿のようなマジシャンでも登場するお話かと思いきや、もっとゾっとさせられるお話でした。
 高校生の少年を主人公とする読みやすい作品ですが、作者が狙いを定めて取材して書き込んでいく、その追い込み方を想像すると、ワクワクさせるものがあります。
 まるで無関係な三人の人物の死。さらに関係のないはずの主人公の少年が、それらとどうつながっていくのか。魔術の正体は。その魔術なるものを操る存在は。読み進むうちに、きめ細かな描写や少年の魅力が、描かれているモチーフの重さの前で、どこか哀調を帯びたものとなります。
 深刻な社会問題をすくい上げながらも、広い読者層を惹きつけ、さらりと読ませてしまう宮部ワールドの不思議な魅力に、うならされてしまった作品でした。

新潮文庫 読んだ時期:1999.10 2002.06.27記
関連記事
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://knno.blog38.fc2.com/tb.php/27-42d80978
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

21 岬   中上健次著 «  | BLOG TOP |  » 19 百合祭  桃谷方子

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

****

?Count Down!

近ごろの枕べ

Powered By ソーシャルライブラリー

プロフィール

nono

Author:nono

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。